2015年07月30日

和菓子教室ふくや 涼菓その2

涼一味 
横浜三渓園 〜 蓮池

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昨今では冷房設備のない夏は考えられませんが・・・、
お玄関先の打ち水に清々しさを感じ、草花一輪お籠に活ける
夏の暑さあってこそ 一時の愉しみがございます。
 
水辺の蛍 
涼しげな風情あるお菓子を作りました。

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あらら・・・蛍がいっぱい?寒天がふるふる残ってしまった? ”ドンマイです”
赤と青の蛍(梅餡 柚子餡)は玉子アレルギーの坊ちゃんへのお土産
古典の中のニューウエーブ。。。 切り出しが楽しみですね(^^♪

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葛と寒天で作った錦玉羹を丁寧に練り合わせ吉野羹をつくりました。
糸寒天を煮溶かしてから砂糖を加える〜簡単そうですが見極めが肝心でございます
楕円に丸めた黄身餡と大納言2粒を添わせ、慎重に吉野羹に納め仕上げます
失敗は成功のもと・・・”成功へ繋がる1歩”とお菓子の神様がおっしゃっております!

葛まんじゅう
葛菓子の王道 和菓子作りの中でも憧れの涼菓です。
水の宿   葛 道明寺製
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吉野本葛
もうすぐ葛の花が咲き始めますね・・・芳香に誘われ直ぐに出逢えます!
マメ科の葛は蔓をぐんぐん伸ばし、茎から3枚の大きな葉を広げております
葉は家畜の飼料となり、茎は葛布や工芸品に、そして根が葛粉の原料となります
良質の葛粉は1kℊから僅か100ℊしか採れない貴重なもの
練っていると良い葛ほどぐんぐん水を吸いあげレシピ通りにはいきません
おまけの水を用意して練りあげます
独特の粘り 艶やかな透明感が醍醐味でございますす
夏こそ、熱々の葛湯をいただくと元気になりますのでお試しくださいませ。

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しっかり練りあげた葛に餡玉を潜らせラップで包み閉じてしあげました
かなり忙しい作業となりましたが、可愛い葛まんじゅうが完成しました。
いただく前に氷水にくぐらせ、ちょっとだけ冷やしていただきます

水ぼたん

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お茶タイム〜
作りたての葛まんじゅうをいただき ”美味しい”の歓声
涼しげなお菓子作りにあせあせ(飛び散る汗)でございましたが楽しかったですね。
皆さん、お暑い中大変お疲れさまでした。

蛍狩り

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 続きは「涼菓」その3でご紹介いたします。

posted by 京料理ふくもと at 20:20| Comment(2) | 和菓子

2015年07月29日

和菓子教室ふくや 涼菓その1

 笹のお節句
お茶の稽古に伺いますと 素晴らしい笹飾りがしつらえてございました
七夕伝説を伺いながら冷茶をいただき、「。。。」と短冊にしたためました。

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七夕に涼を添えた和菓子、今年も楽しみにしておりました
期間限定の様々な美しい生菓子、あれもこれもと欲張ってしまいます
いざ作るとなると・・・想い馳せるばかりなり

天の川

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 星ひとつ(琥珀羹)

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擂りガラスのような”涼しげなお干菓子”を作りました

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艶干錦玉
寒天とお砂糖を煮つめ、乾かし仕上げます
色とりどりに流した錦玉、きれいですね
このお菓子はご自宅でカットし干して仕上げます・・・”明日天気になあれ”

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”吉報あり” 
な〜んて可愛らしいのでしょう
次々に生徒さんから画像と共に完成のお便りが届きました
小さな手にチョコンと摘まみ ”できましたよ〜”とご機嫌のワンショットですね!
どうぞ虫歯にご用心〜アリガトウ。

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こちらは・・・かなり不思議そうに覗きこんでいる坊ちゃん達?
お母さまの笑顔が浮かんできます
幸せのお福分けアリガトウ。

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シャリシャリとした食感が涼を運んでくれます。
綺麗に仕上がり、お見事ですね!

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型で抜いたり、スプーンですくい氷のようにと色々楽しんでくださいませね。
皆さん!素晴らしい画像を有難うございました。
続きは「涼菓」その2でご紹介いたします。



posted by 京料理ふくもと at 00:27| Comment(0) | 和菓子

2015年05月25日

和菓子教室 皐月

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大好きな花木
梅花ウツギが白い花をたわわにつけ 美しく満ちております。
清らかな風にゆらゆら・・・
甘く優しい香りに誘われ 夏は来ぬ。
山里の風姿を愛でながら・・・お菓子作りを楽しみました。

卯月の和菓子教室より
お花見団子
 可愛らしいお団子で乾杯のワンショットでございます。
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桜花
桜葉餡がほんのりいい香り、お餅を伸し畳んで仕上げました。

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花かすみ
山椒をとんとん・・・木の芽味噌餡を皆さんで炊きました。
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何ともよい香り ”山椒苗を買いました”と嬉しいメールが届きました!
お菓子が並びますと、春霞む山々 風情のあるお菓子です。

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行く春
お菓子の大好きなお仲間とのお菓子作りで、雅な棹物が完成しました。

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藤かさね
桜舞い散るころ・・・覆いかぶさるほどの山藤が咲き始めました。

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皐月 和菓子
富貴草・・・今年の牡丹は雨に打たれながらの開花となり残念でなりません
      ”和菓子で百花を咲かせました”

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初かつお 上り羊羹製( 紅餡 小豆餡 )
もっちりとした食感、好物のお菓子の一つです!
こより糸で切れ目入れかつおに見立てます・・・皆さんお上手でしたね。

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初夏(はつなつ)青梅
時節の一番人気のお菓子、瑞々しいまでに爽やか。

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ご友人へ・・・出来たてのお菓子をプレゼントするそうです(#^.^#)

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唐衣(からごろも)。。。いずれ菖蒲か杜若。。。

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粉まみれでちょっと大変でしたが・・・懲りずに大輪の花を咲かせてくださいませ。
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見事に咲き誇る花菖蒲・・・美しい絞りに思わずため息でございます!

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来月も、美味しいお菓子作りを楽しみましょう。



posted by 京料理ふくもと at 22:16| Comment(2) | 和菓子

2015年03月26日

和菓子教室 弥生

桜の便りもちらほら・・・麗らかな春の到来でございますね・
指ほどの高さに咲く州浜草 ”今年もにっこり微笑んくれました”

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弥生 雛の節句に始まり愛らしいお菓子を作りました。

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ひちぎり餅
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小さな雛菓子
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雛あられ
煎り豆と白米ぱふに砂糖みつをからめ、美味しいあられが完成!
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お茶タイムは雛あられ・・・あかりをつけましょぼんぼりにメロディ
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白酒餅
ほんのりお酒の香り、桃色の可愛いお餅を作りました。
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桜餅  道明寺粉と桜葉の香り 皆さんニコニコでございます。

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お干菓子 和三盆糖を擂り合わせ木型で ”ぽん”
簡単なようで難しい・・・壊さないよう慎重に。

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おはぎ
小豆をふっくり炊きあげ、餡を作りました。

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ぽこぽこ餡が跳ね、悪戦苦闘でしたが美味しい餡が完成しました。

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黄な粉と餡、どちらもとても美味しいかったですね。

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花見団子
日本では、縄文時代からクヌギやどんぐりの実を粉にして水にさらし
それを まるめて団子にして食べていたようです
花見のときに団子を食べるようになったのは、京都の醍醐で開かれた豊臣秀吉の花見
秀吉は日本各地の甘物を集めたそうです。
「花見団子」の赤・白・緑の三色、素敵な日本の彩ですね。
お縁起の紅白、緑の草色で邪気を払う 
春の「桜」冬の「白酒」夏の「草木の緑」
桜は神の宿る木、花を愛でながら風流にいただきましょう!

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皆の大好きな ”みたらし団子”
砂糖醤油の葛あんをたっぷりからませて・・・あ~幸せ。。。
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草団子
蓬の香りに包まれ、元気の出るお団子です!
小倉餡を炊き、たっぷりのせていただきました。

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”生徒さんお手製のケーキ” 銘を忘れ御免なさい。。。
お甘党の皆さんとパクパク、至福のお茶タイムでご馳走さま。

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お菓子も春爛漫、来月もお楽しみに。

posted by 京料理ふくもと at 00:43| Comment(1) | 和菓子

2015年02月03日

和菓子教室 「菱葩餅」


節分を迎え、いよいよ春到来でございますね。

一年の無病息災を願い時節のお菓子を作りました。
「福ハ内」 羽二重餅製

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生地を蒸し、真っ白な羽二重餅を州浜餡で包み升目をつけて仕上げました
州浜粉は大豆を浅く煎り挽いた粉です
お福さんを作り始めると生徒さんが大笑い、どうしたのでしょう
お餅を升に見立て、”鬼は外 福は内” 粉まみれで頑張りました!

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法螺貝餅(ほらかいもち)   柏屋光貞

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節分の日だけに作られる「法螺貝餅」は霊験新たかなお菓子。
小麦粉をクレープ状に焼き、牛蒡を吹き口に配し、味噌餡芯に巻き付けてあります

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生徒さんが京都帰りにお持ち下さり、思いもよらぬ”プレゼント” 感謝でございます!
”いただきたかったお菓子”  春を迎える佳き日の訪れとなりました。

「旬の便り」ですが更新ままならずあせあせ(飛び散る汗)・・・睦月の和菓子暦です。

「御菱葩餅」 川端道喜
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念願の川端道喜さんの「試み餅」を初めていただきました。
嬉しくて・・・嬉しくて。
菱葩餅はそもそも宮中でいただくお雑煮 肴からお菓子へと

「菱葩餅(ひしはなびらもち)は、ごぼうと白味噌餡と紅色の餅時代の新年行事
「歯固めの儀式」を簡略化したもの
600年にわたり宮中のおせち料理の一つと考えられてきた。
歯固めの儀式では長寿を願い、餅の上に赤い菱餅を敷き、その上に猪肉や大根、鮎の塩漬け
瓜などをのせて食べていたが、だんだん簡略化され、餅の中に食品を包んだもの
(宮中雑煮とよばれた)を、公家に配るようになった。
さらには鮎はごぼうに、雑煮は餅と味噌餡でかたどったものとなり
宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていた。
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜のときに使うことを許可され、新年のお菓子として使われるようになり、全国の和菓子屋でも作られるようになった。」Wikipedia記


「菱花びら餅」
まずは、牛蒡を一日炊き、糖蜜で数日漬けこみ、4日目「牛蒡の蜜煮」が完成しました!
「綱島産」堀りたての牛蒡です!

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でこぼこ容姿は様々ですが美味しい香り・・・お鍋を覗く楽しい数日でございました。

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白味噌餡を炊き、いよいよお菓子つくりです。

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雅なお菓子の完成です!
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二色(にしき) 奉祝菓
紅羊羹を流し酒松風を合わせた二色の棹物

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酒粕風味のもっちりとした松風と紅羊羹、御目出度いお菓子です。

昨年お茶タイムで餡雑煮の話題となり、香川県出身の生徒さんより餡餅を頂戴しました
作り方を伝授いただき・・・白味噌仕立の汁と銀杏大根・日の出人参・若菜を用意
これでよいのかしらと? 不安でしたがお餅を焼き始めると ”わ〜美味しそう”
初の餡餅雑煮、とても楽しみでございます。

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お菓子教室終え お料理教室???

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あまりの美味しさに、みなさんのお替わりは止まらずです
お茶タイムは「餡雑煮と柚餅」ご馳走さまでした。

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万両 こなし製

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庭の赤い実がいつの間にやら、ひとつもありません
春の訪れ・・・ですね。
posted by 京料理ふくもと at 00:01| Comment(2) | 和菓子