和菓子教室 皐月
落とし文
「おとし文」は初夏を表す季語にも使われ、風流な表現をお菓子にもしたためたのですね。
このお菓子の正体は?
実はオトシブミという昆虫が葉に卵を産み 葉巻状にくるりと巻いて落とす様。
また、公然と伝えられない恋心を文にしたため・・・ぽとりと落とす”落とし手紙”
この時期、落とし文を和菓子に模した古人の感性に酔いつつ・・・今回は「こなし」で作りました。
「こなし」は餡に粉物を入れ充分に蒸し、滑らかに熟し生地を仕上げます。
色を入れ様々な形のお菓子が表現でき、美しく華やかで 上品なお菓子の完成です!
お味は・・・独特の弾力と風味が楽しめます。
今回は、「落とし文」はへらで葉脈を入れ、「花菖蒲」は茶巾絞りで2種のお菓子を作りました。
かなり時間がかかってしまいましたが・・・、
一つひとつ心の籠ったお菓子 皆さんの嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。
水ようかん
第4教室では、水ようかんを作りました。
夏に向かい、ひんやり和菓子の代表選手といえば、”水ようかん”があげられます。
みずみずしく、軟らかな口どけ・・・
いくつでもいただけてしまうので、ちょっと困ったお菓子でもありますね。
材料は 餡と水 寒天や葛とシンプルですが、美味しい餡 美味しい水 美味しい砂糖が命
今回はアルプスの天然水と和三盆を使用、棹で仕上げました。
いよいよ慎重にカット・・・生徒さんの手が震えてますが・・・棹物は庖丁目が大切ですね!
カットされた「水ようかん」 氷を想わせる風情が何とも涼やかです。
いよいよお茶タイム至福の時・・・ 菓子ようじを滑らし・・・皆さんにこにこでした。
こたつやストーブに暖まりながら、冷たい水ようかんを戴くそうですね。
私はやっぱりこれからの暑い時期にツルッと食べたいなぁ。
ぱんだのこぶん